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オンコロジードリームチーム・プロジェクトと社団法人設立に関する記者発表

がん医療の"マイ・ドリーム"の実現に向けて、
記者の方々にもがん医療への夢を語ってもらいたい。

 

さる3月19日に大手町のレベル21において、「オンコロジードリームチーム・プロジェクト」の展開と「一般社団法人オンコロジー教育推進プロジェクト」の設立に関する記者発表が行われ、約50名の記者の方々にお集まり頂きました。

 

一般社団法人オンコロジー教育推進プロジェクト設立メンバー 右から日野原重明、井村裕夫、中村清吾、上野直人の各氏

 

最初に、名誉会長の日野原重明より「今、がん医療に何が必要か?、がん医療の現状と未来に向けて」と題し、がん医療の質の向上には医療者と患者・家族・一般生活者の協力が不可欠である旨が話されました。
次に、社団法人を代表して、理事長の井村裕夫より、患者中心の医療を実現するためにも、がん医療の次世代のリーダーを育てるためにも、さらにはがんの新しい治療薬の開発をするためにも、今後さらに患者さんとのコラボレーションが必要である旨が述べられました。

 

日野原重明、井村裕夫 そして、常務理事の中村清吾からは、オンコロジードリームチーム・プロジェクトの概要と、新しい一般社団法人の設立経緯が示されました。オンコロジードリームチームの活動母体となる本法人は、がん医療の教育推進に貢献することを目的とし、がん医療に携わる医療者の育成支援と、がん患者とその家族および一般生活者に対する啓発活動と情報提供を中心に、新しいがん治療法の臨床研究の支援や海外留学支援事業などにも力を入れ、他の諸団体と協力しながら"夢の実現"に向けて進んでいくことが発表されました。

 

中村清吾、上野直人 最後に、常務理事の上野直人から、「"マイ・ドリーム"の輪を広げよう!」と題し、なぜがん医療の夢を語り、共有し、広げるのか、その意義とコンセプトが明らかにされました。まず夢を語ってみること。それが誰もができるがん医療参加への第一歩です。そしてそれを実現するには、一人の夢をより多くの人と共有し合う必要があります(下の図参照)。そのために(社)オンコロジー教育推進プロジェクトは、諸団体と協力し合いながら様々なプログラムを具体化していくことが明らかにされました。
また、オンコロジードリームチーム活動のイベントキャンペーン・ソングであるSEAMOの『CONTINUE』とともに、これまで応募された"マイ・ドリーム"写真の一部が披露されました(下の写真)。さらには、記者の方々にも、がん医療に対する夢を実際に書いてもらい、説明してもらうことで"マイ・ドリーム"を語り、表明することの重要さを実感して頂けたのではないかと思います。

 

オンコロジードリームチームのイベントキャンペーン・ビデオ質疑応答では、TBSニュース23のメインキャスターの膳場貴子氏をはじめ記者の方々から、活発な質問が寄せられ、熱気が冷めやらぬうちに記者会見は終了しました(下の写真)。

 

記者発表の質疑応答なお、記者発表に関する記事が、「じほうMRメールニュース 2010年03月25日号 vol.1859」に掲載されましたので、以下にご紹介します。
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◎トピックス
 医療者と患者、家族、そして一般生活者が、がん医療への夢を語り、分かち
合うこと。その1つ1つがパワーとなれば、夢は現実へと変わる─。こうした取
り組みを推進するため生まれたのが「オンコロジードリームチーム・プロジェ
クト」。同プロジェクトを拡大するため、8日には一般社団法人「オンコロジ
ー教育推進プロジェクト」が設立された。同プロジェクトは、がん患者とその
家族や一般生活者に対するがん医療の啓発活動と情報提供を行う。

 がんの啓発セミナーなどを通した医療者からの一方的な情報提供でなく、患
者、特に一般生活者にがん医療に対する夢を語ってもらい、それを吸い上げて、
がん医療を国民運動として盛り上げていくというもの。同プロジェクトのキャ
ッチフレーズは「私の夢My Dreamから、私たちの夢Our Dreamへ」。

 どのような医療を受けたいか、望まれるか。その夢を語る場に、参加してみ
てはどうか。オンコロジードリーム・チーム(http://www.oncology-dreamteam.org/
にアクセスし、パネル(用紙)を印刷、そのパネルにがん医療の"マ
イ・ドリーム"を記入する。5年、10年先の夢を語り、難敵のがんを国民運動
として盛り上げることができれば、克服できる日もそう遠くないかもしれない。
(和)
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また他にも記者発表に関する記事が下記サイトなどに掲載されましたので、ご案内いたします。
http://mainichi.jp/life/health/news/20100326ddm013100171000c.html

 

■記者発表の新聞への掲載
共同通信による記者発表の原稿(下記に抜粋して引用)が全国に配信され、以下のような地方紙に掲載されましたので、お知らせいたします。
琉球新報2010年3月30日、沖縄タイムス2010年3月31日、高知新聞2010年4月2日、宮崎日日新聞2010年4月2日、埼玉新聞2010年4月3日、四国新聞2010年4月5日、上毛新聞2010年4月5日、南日本新聞2010年4月6日、佐賀新聞2010年4月6日、北日本新聞2010年4月7日、熊本日日新聞2010年4月10日、中国新聞2010年4月14日、河北新聞2010年4月18日、岐阜新聞2010年4月19日
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【記事内容(抜粋)】
 患者中心のがん医療を実現するため、聖路加国際病院の日野原重明理事長らが役員に名を連ねる一般社団法人「オンコロジー教育推進プロジェクト」(東京都港区)が設立された。オンコロジーはがん研究の意味。
 がん医療の質を高めるには、医療従事者だけでなく患者もあるべき将来像を描くことが重要として、がん医療に望む夢を書いた用紙を胸の前に掲げた画像をインターネット上に公開する「ドリームチームプロジェクト」への参加募集を始めた。常務理事の上野直人・米テキサス大教授=腫瘍(しゅよう)内科=は「夢や情熱を、日本のがん医療を変えていく原動力にしたい」と話している。
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マイ・ドリームの活動コンセプト================================================
■記者発表プログラム
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1.「今、がん医療に何が必要か?: がん医療の現状と未来に向けて」
  日野原重明  名誉会長(聖路加国際病院・理事長)
2.「一般社団法人 オンコロジー教育推進プロジェクト」からのご挨拶
  井村裕夫 理事長(財団法人 先端医療振興財団・理事長)
3.  「オンコロジードリームチーム・プロジェクトの概要」
  中村清吾 常任理事(聖路加国際病院・ブレストセンター長)
4.「なぜ、がん医療の夢を語り、共有し、広げるのか」
  上野直人 常任理事(テキサス大学M.D.アンダーソンがんセンター・教授)
  オンコロジードリームチーム キャンペーンビデオ上映(music by SEAMO)
  質疑応答
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[2010/04/01 13:38] | 記者発表 | コメント(0) | トラックバック(0) | タグ: