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第3期ドリーム・キャッチャー養成講座(大阪)速報

第3期ドリーム・キャッチャー養成講座 大阪・毎日放送にて開催
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熱気あふれるディスカッションと発表。修了生の今後の活動に期待!
 
 2011年6月25日(土)と26日(日)の両日、大阪市北区の毎日放送(MBS)で第3回ドリーム・キャッチャー養成講座が開催されました。当日は、MBSの協力のもと、高井美紀アナウンサー(25日)と松川浩子アナウンサー(26日)の司会進行により、プログラムが進められました。
 オープニング(下の写真)で、テーマ曲「Continue」にのって"マイ・オンコロジー・ドリーム"ビデオを見た後、講師・MBS関係者・事務局、そして受講者一人一人の自己紹介が行われました。医師や薬剤師などの医療スタッフ、がん経験者や患者家族、主婦や学生、そしてメディアの方々など、さまざまな立場の多彩な皆さんが受講者として集いました。
 

オープニングの「マイ・オンコロジー・ドリーム」ビデオ★1日目(6/25)★

 

■ハリウッド映画『希望のちから』で考える臨床試験・治験のこと
 今回の最初のプログラムは、「ハリウッド映画で考える臨床試験・治験のこと」。事前に今村知世講師(慶應義塾大学医学部臨床薬剤学講師)から、臨床試験・治験の概要と映画の見どころが解説されました。そして、映画終了後、柳澤昭浩講師(CNJ事務局長)から臨床試験・治験に関する現状等についてのコメントの後、実行委員(講師)と受講者との間で質疑応答が行われ、日本とアメリカの臨床試験に関する制度の違いや患者・家族の意識、患者団体・患者支援団体の役割などが活発に議論されました(下の写真)。

臨床試験・治験に関する、実行委員(講師)と受講者の間の質疑応答■「がん医療の"夢(Vision)"」をいかに伝えるか
 次に、上野直人先生(MDアンダーソンがんセンター教授)から"マイ・オンコロジー・ドリーム"が目指す、がん医療の"夢(Vision)"とはどのようなものか、目標(goal)とはどこが違うのか、どのように"夢"を表現したらよいのか、などのポイントについて講義がありました(下の写真下段左)。この話のあと、受講者が5つの集団に分かれてグループ・ディスカッション(GD)が行われました(下の写真上段)。GDは、受講者各自が、がん医療啓発に関わるそれぞれの「動機」「ミッション」「ビジョン」を語り、意思表示を実際に行うワークショップであり、最終的には代表者がそれらの意見をまとめて発表するものです。なお、ディスカッションに先立って、グループ名が決められ、その名前の由来を述べてから具体的な内容を発表するというユニークな展開となりました(下の写真下段右)。中にはグループ名の由来であるダンスのステップを実際に披露するなど、肩の凝らない雰囲気の中で発表が行われました。

がん医療の「夢(Vision)」に関する講義、グループ・ディスカッション、発表 ★2日目(6/26)★

 

■「メディカル・リテラシー」と「ソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)」
 2日目の最初のプログラムは、柳澤講師による「メディカル・リテラシー」。氾濫するさまざまな医療情報の中から、本当に必要な正しい情報をどのように見つけ出し、読み解くのか、事例を交えて紹介されました(下の写真)。続いて、上野先生による「ソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)」についての講義が行われました。今や、フェイスブック(Facebook)の利用者人口は、中国やインドの人口に続いて第3位という状況や、ツイッター(Twitter)がソフトバンクの孫正義さんや猪瀬・東京都副知事を動かした事例などを交え、具体的な活用法や留意点などがわかりやすく解説されました。

メディカル・リテラシーの講義■「科学的根拠(EBM)に基づくがんアドボケート活動」の展開
 そして、最後のプログラムである「科学的根拠(EBM)に基づくがんアドボケート活動」について、上野先生からがんアドボケート活動の意味と意義が説明され、今村講師からEBMについて分かりやすく解説がなされました。その後、再びグループに分かれてのディスカッションが行われました(下の写真左)。自分たちの"夢"を実現させるためには、どのようながんアドボケート活動に取り組むべきか、具体的なアイデアを基に話し合いがなされ、グループ代表者が意見をとりまとめて発表しました(下の写真右)。

科学的根拠(EBM)に基づくがんアドボケート活動に関するグループ・ディスカッション、発表■"マイ・オンコロジー・ドリーム活動(イベント)助成"について
 そして、先日6月20日に行われた第2期ドリーム・キャッチャー養成講座(東京・第5回)でも発表された"マイ・オンコロジー・ドリーム活動(イベント)助成"の概要が柳澤講師から発表されました。本講座の修了生が中心となって開催する活動・イベント等には、企画審査の上、"マイ・オンコロジー・ドリーム"から、さまざまな支援(助成金を含む)がなされるというものです。アイデアをその場限りのものに終わらせてしまうのではなく、具体的なプランとして発展させて応募頂ければ幸いです。


■34人の修了生が誕生!
 講座の最後には、34人の修了生に上野先生から修了証書が手渡され、また、参加者全員での記念撮影が行われ(下の写真)、盛会のうちに大阪での第3期ドリーム・キャッチャー養成講座は終了いたしました。今後の修了生の活動が期待されます。

第3期ドリーム・キャッチャー養成講座:参加者全員での記念撮影 Bookmark and Share

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[2011/07/06 15:03] | ドリーム・キャッチャー | コメント(0) | トラックバック(0) | タグ: